ゴルフのフェードの打ち方を図解で徹底解説
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こんにちは。
ひろびろLife運営者の「golf30」です。
最近は週末になるとゴルフ場へ足を運んでいるのですが、なかなかスコアが安定しなくて悩んでいました。
特にドライバーの飛距離を欲張ると、どうしても大きなスライスが出てしまうのが怖くて、思い切り振れなくなることが多かったんです。
そんな中で、安定した飛距離 と方向性を両立できるフェードボールの練習を始めたら、少しずつコース攻略が楽しくなってきました。
ゴルフのフェードの打ち方を図解で知りたいと思っている皆さんも、私と同じように右へのミスや飛距離不足に悩んでいるのではないでしょうか。
インターネットで検索すると、ドライバーやアイアンでのボールの位置、スタンスの向きなど、たくさんの情報が出てきますよね。
この記事では、私自身の試行錯誤や調べた内容をもとに、初心者の方でもイメージしやすいようにフェードの仕組みを整理してみました。
この記事を読めば、スライスとの決定的な違いや、コースで使える具体的な打ち方のコツがきっと掴めるはずですよ。
- フェードボールとスライスの物理的な違いとメリットが分かります
- コースですぐに実践できる正しいスタンスとボール位置が理解できます
- アイアンとドライバーでの打ち方の使い分けが明確になります
- パワーフェードを習得するための具体的な練習ドリルが学べます
ゴルフのフェードの打ち方の図解:基本の仕組みは?
ゴルフにおいて「曲がる球」をコントロールすることは、スコアメイクの最大の武器になります。
まずは、なぜボールが右に曲がるのか、その物理的な背景とフェードボールの正体について、初心者の方にも分かりやすく深掘りしていきましょう。
フェードはどちらに曲がる?スライスとフックとの違い
フェードボールは、右打ちのゴルファーであれば「ターゲットの左に打ち出され、空中で緩やかに右へ戻ってターゲットに落ちる」弾道のことを指します。
一方で、右に飛び出してさらに右へ大きく曲がってしまうのがスライス、逆に左へ曲がっていくのがフックですね。
私たちが目指すべきフェードと、天敵であるスライスの決定的な違いは「スピンの軸」と「打ち出し角」の管理にあります。
スライスはインパクトでフェースが極端に開き、ボールを「擦る」ような回転になってしまうため、エネルギーが逃げて飛距離が大幅に落ちてしまいます。
しかし、意図して打つフェードは、ボールをしっかりとフェースで押し込みながら、コントロールされた右回転(サイドスピン)を与えていくものです。
この違いを理解するために重要なのが「Dプレーン」という考え方です。
ボールの飛び出し方向や曲がり方は、インパクト時のフェースの向きと、クラブが動いている軌道の差によって決まります。
フェードの場合、フェースはターゲットよりも少し左を向いていなければなりません。
そして、スイング軌道はそのフェースの向きよりもさらに左(アウトサイド・イン)を通ることで、きれいな右回転が発生します。
「右に曲げたいからフェースを右に向ける」という考え方は、実はプッシュスライスの原因になってしまうんですね。

弾道の性質を整理した比較表
| 球筋 | 打ち出し方向 | 曲がる方向 | 飛距離の傾向 |
|---|---|---|---|
| フェード | 左(ターゲットラインより左) | 右(中央へ戻る) | 安定しており計算しやすい |
| スライス | 右、または中央 | 右(大きく逸れる) | 大きくロスする |
| ドロー | 右(ターゲットラインより右) | 左(中央へ戻る) | ランが出やすく飛びやすい |
| フック | 左、または中央 | 左(大きく逸れる) | コントロールが難しい |
私自身、最初は「右に曲がるのは全部スライスだ」と思い込んでいましたが、この打ち出し方向の違いを意識するだけで、練習の質が劇的に変わりました。
左に真っ直ぐ飛び出し、そこからお辞儀するように右へ戻ってくるフェードは、見た目も美しく、何より「逆球」が出にくいという安心感があります。
まずはこの「左に打ち出す」という感覚を大切にすることから始めてみてください。
ゴルフのフェードの曲がり幅は?理想的な軌道を解説
理想的なフェードの曲がり幅は、ターゲットラインを中心として、せいぜい3〜5ヤード程度と言われています。
この「わずかな曲がり」こそが、コース攻略において絶大な信頼感を生むんです。
あまりに大きく、例えば10ヤードも20ヤードも右に曲がるようであれば、それはコントロールされたフェードではなく、物理的にエネルギー効率の悪いス
ライスの領域に入ってしまいます。
曲がり幅を抑えるためには、インパクト時の「フェースアングル(面の向き)」と「クラブパス(軌道)」の差を最小限にする必要があります。
物理的な指標として、弾道測定器などのデータで見ると、フェースの向きに対して軌道が2〜4度ほど左を通っている状態が、最も美しいフェードを生むと言われています。
(出典:TrackMan公式サイト『Face Angle』)
この微細な角度の差が、ボールに過度ではない適切なサイドスピンを与え、落ち際でスッと右に垂れるような弾道を作り出すんですね。
この軌道を図解的にイメージするなら、時計の文字盤で12時をターゲットとした場合、11時方向へ向かってクラブを振り抜き、フェースは11時半を向いているような状態です。

理想的なフェードの条件
- 打ち出し:ターゲットよりわずかに左へ飛び出す。
- 最高到達点:ターゲットの少し左でピークを迎える。
- 着弾:緩やかに右へ戻り、ターゲット周辺で止まる。
- スピン量:ドローよりは多いが、吹き上がるほどではない。
曲がり幅を一定にするためには、スイング中にフェースを急激に返さないことが肝心です。
手首を使いすぎてしまうと、その日の体調によって曲がり幅がバラバラになってしまいます。
「フェース面を長くターゲットの左に向けたまま、体の回転で押し出す」という感覚を持つことで、安定した軌道が手に入ります。
私の場合、この「曲がり幅の安定」こそが、ゴルフをよりシンプルにする近道だと感じています。
ゴルフのフェードの打ち方は?初心者向けの基本動作
フェードを打つために、今あるスイングを壊してイチから作り直す必要はありません。
大切なのは、スイングそのものを変えるのではなく、「構え」と「意識」によって自然にフェードが出る環境を作ることです。
初心者の方が陥りがちなミスは、無理にアウトサイド・インの軌道を作ろうとして、手先でボールを「切りにいってしまう」ことです。
これでは、シャンクやとんでもないスライスが出てしまい、かえってスコアを崩す原因になります。
基本となる動作は、至ってシンプルです。
スイングの軌道がわずかにアウトサイド・インになるようにセットアップし、あとはいつも通りに振り抜くだけです。
このとき、フィニッシュでフェースが空を向くような「フェースターンを抑えた形」を意識すると、右回転が安定します。
イメージとしては、インパクト後に左肘を少し早めに畳むようにして、ヘッドを体の左サイドへ低く抜いていく感覚ですね。

フェード習得のための基本意識
- 無理に「カット」しようとせず、体の回転速度を上げる。
- インパクトで手を返さず、ハンドルを左に切るようなイメージで。
- フィニッシュはやや低めに収める。
また、グリップの強さも重要です。
右手に力が入りすぎると、インパクトでフェースが被ってしまい、フェードを狙っているのに左へ真っ直ぐ飛んでいく「プル(引っかけ)」が出てしまいます。
両手の力感は均一に、特に左手の3本指(小指・薬指・中指)でしっかりとリードする感覚を持つと、フェースの向きが安定しやすくなります。
私も最初は「左に振るのが怖い」と感じていましたが、思い切って左に振り抜いた時ほど、綺麗なフェードが戻ってくるのを体験してからは、自信を持って振れるようになりました。
フェードの打ち方のスタンスと正確なアドレスのコツ
フェードを打つための土台となるのは、正確なアドレスです。
実は、フェードの成功の8割はアドレスで決まると言っても過言ではありません。
最も重要なのは「オープンスタンス」の作り方です。
単に両足を左に向けるだけでなく、腰、そして何より「肩のライン」を打ち出し方向(ターゲットの左)にしっかり合わせることがポイントです。
多くのゴルファーは、足だけ左を向いて肩が右(ターゲット方向)を向いたまま構えてしまいます。
これでは体がねじれてしまい、スムーズなスイングができず、結果としてインサイドから煽り打つようなミスを誘発してしまいます。

次にボールの位置ですが、これは通常のセンター、あるいは左足カカト内側線上よりも「ボール半個から1個分」左側にセットします。
なぜ左に置くかというと、ゴルフスイングは円運動だからです。
クラブヘッドは最下点を過ぎた後、自然とインサイド(左側)へ戻り始めます。
ボールを少し左に置くことで、この「インサイドへ戻り始める局面」でインパクトを迎えることができ、自然なアウトサイド・イン軌道が生まれるのです。
逆にボールを右に置きすぎると、インサイド・アウトの局面で当たってしまい、ドローやプッシュアウトになりやすくなります。
フェード用アドレスのチェックリスト
- スタンス:ターゲットラインに対して適度に開く(オープン)。
- 肩のライン:スタンスラインと平行にする(重要!)。
- ボール位置:通常よりもやや左寄りにセット。
- 体重配分:左足に6割、右足に4割程度のイメージ。
この構えを作ったら、あとは「スタンスのラインに沿って振る」だけです。
ターゲットに向かって振るのではなく、自分が向いている左方向に向かって振り抜く勇気を持ってください。
私の場合、この「肩のラインを揃える」というコツを掴んでから、方向性が驚くほど安定しました。
アドレスが正しければ、スイング中に余計な小細工をしなくて済むようになるので、精神的にもずっと楽になりますよ。
ドローとフェードどっちがいい?メリットを比較
「ドローとフェード、結局どちらを目指せばいいの?」という疑問は、多くのゴルファーが抱くものです。
一昔前までは、ランが出て距離を稼げるドローボールこそが理想とされてきました。
しかし、現代のゴルフ理論や道具の進化により、その考え方は大きく変わりつつあります。
フェードボールの最大のメリットは、何といっても「コントロールのしやすさ」と「着弾後の静止性」にあります。
ドローは飛距離が出やすい反面、スピン量が少なくなりがちで、グリーン上で止まりにくいという側面があります。
一方、フェードは適度なバックスピンが入るため、高い球でピンの近くにピタッと止めることができるんです。
また、ミスの傾向としてもフェードの方が計算が立ちやすいと言えます。
ドローヒッターの天敵は、急激に左へ曲がる「チーピン」です。
これは一度出始めると止まらず、大きなスコア崩れの原因になります。
対して、フェードヒッターのミスは「曲がりすぎ(スライス)」か「曲がらない(プル)」であることが多く、ハザードを避けるマネジメントがしやすいんですね。
プロの世界でも、正確性を重視するトッププレーヤーほどフェードを好んで使っています。

ドローとフェードの比較
| 比較項目 | フェード(戦略的右曲がり) | ドロー(戦略的左曲がり) |
|---|---|---|
| 飛距離 | キャリー重視、ランは控えめ | トータル飛距離(ラン)が出る |
| 操作性 | 左右の幅を抑えやすい | 高低差の打ち分けがしやすい |
| 難易度 | 習得しやすく、ミスが限定的 | 習得に時間がかかり、逆球が怖い |
| 推奨ゴルファー | 100切りを目指す方、安定志向 | 飛距離を伸ばしたい方、上級者 |
私自身の経験では、100切りを目指していた頃はドローに憧れていましたが、実際にスコアが安定し始めたのはフェードを意識するようになってからでした。
「飛ばす楽しみ」ならドロー、「スコアを作る楽しみ」ならフェード、というのが私の実感です。
まずはフェードを習得して、ゴルフの「安定感」を体感してみてはいかがでしょうか。
もし、グリップの基本に不安がある場合は、こちらのスコアを左右するゴルフグリップ交換の時期と目安で、正しい握り方の土台を確認してみるのも良いかもしれませんね。
土台がしっかりしていると、球筋の打ち分けもスムーズになりますよ。
ドローの打ち方の図解とドローとフェードの打ち分けの術
フェードをマスターする過程で、あえて対極にあるドローの仕組みを知ることは非常に有益です。
ドローの打ち方を図解的に説明すると、フェードとは全ての要素が鏡合わせのように逆になります。
スタンスはターゲットの右を向く「クローズスタンス」になり、ボールの位置はセンター付近、あるいはやや右寄りにセットします。
そして、スイング軌道はインサイド・アウト。
フェース面はターゲットよりも右を向いていますが、スイング軌道に対しては少し「閉じている」状態を作ることで、左回転が発生します。
このメカニズムを理解していると、コースで「なぜか今日は右に曲がらない」という時に、アドレスがドローっぽくなっていないかなどのセルフチェックができるようになるんです。
上級者が行う打ち分けのコツは、スイングの核を変えずに「アドレスの向き」と「ボールの位置」だけで調整することにあります。
例えば、右に池があるホールではフェードで左から回し、逆に左が危険な場合はドローで右から回す。
このようなマネジメントができれば、ゴルフの楽しさは何倍にも膨らみます。
しかし、初心者のうちは一つのスイングで両方を完璧にこなそうとすると、どっちつかずの「迷子」になってしまう危険もあります。
まずは自分の基準となる球筋(持ち球)を決め、それを8割の確率で打てるようになることを最優先にしましょう。

打ち分けのイメージトレーニング
- フェード:時計の11時方向に振り抜き、フェースは11時半。
- ストレート:時計の12時方向に振り抜き、フェースも12時。
- ドロー:時計の1時方向に振り抜き、フェースは12時半。
打ち分けができるようになると、風の影響も利用できるようになります。
例えば右から強い風が吹いている時に、風にぶつけるドローを打つか、風に乗せるフェードを打つか。
こうした選択肢を持てることが、ゴルフというゲームの醍醐味なんですよね。
私自身、完璧に打ち分けるのはまだ修行中ですが、仕組みを知っているだけで「今のミスは軌道がインサイドから入りすぎたな」と冷静に分析できるようになりました。
皆さんも、まずはこの論理的な仕組みを頭に入れて、練習場で少しずつ試してみてください。
フェードの打ち方の図解:応用と実践ドリル
基本の仕組みをマスターしたら、次はより実践的なテクニックへとステップアップしましょう。
現代のパワーゴルフに欠かせない「飛ばせるフェード」の極意や、クラブごとの特性を活かした打ち分け術を詳しく解説します。
パワーフェード打ち方とパワーフェードのマキロイ
世界最高のプレーヤーの一人、ローリー・マキロイ選手が放つ弾道は、まさに「パワーフェード」の完成形です。
パワーフェードとは、単に右に曲がるだけの球ではなく、ドローボールに匹敵する、あるいはそれを凌駕するような圧倒的な推進力を持ったフェードのことです。
通常、フェードはスピン量が増えて飛距離が落ちやすいのですが、パワーフェードは「ハンドファースト」と「体の高速回転」によって、ロフトを立てた状態でインパクトし、低スピンでボールを押し出します。
これにより、風に負けない強弾道と、落ちてからピタッと止まる操作性を両立させているのです。
パワーフェードを打つための3つの鍵
- 左手首の掌屈(手のひら側に折る動き): インパクト付近で左手首をフラット、もしくは少し手のひら側に折ることで、フェース面をシャット(閉じた状態)に保ち、ロフトを立てます。
- ボディターンの先行: 腕でボールを捕まえにいくのではなく、下半身と胸の回転を強烈に先行させます。フェースが開こうとする力に、体の回転速度で対抗するイメージです。
- 低いフォロー: ヘッドを無理に上に振り上げず、ターゲットの左方向へ低く、体に近いところを抜いていくことで、無駄なスピンを抑えます。

マキロイ選手のスイングを観察すると、インパクトからフォローにかけて胸が完全にターゲットを通り越して左を向いていますが、腕はしっかりと体に引きつけられたままです。
この「体との連動性(コネクション)」が失われると、ただのスライスになってしまいます。
私たちが真似をする際のポイントは、まずはフルスイングの7割程度のスピードから始め、フェースがターンしすぎないように体の回転を止めずに最後まで
振り切る練習をすることです。
パワーフェードが打てるようになると、ドライバーショットの安心感が格段に増し、狭いホールでも迷いなく振れるようになりますよ。
パワーフェードの練習ドリル
腰から腰の高さの振り幅で、フェース面を一切返さずに左へ低く振り抜く練習。
これがパワーフェードのインパクトの感触を養う最短ルートです

捕まったフェードの打ち方とフェードとドロー 打ち方
「捕まったフェード」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは、フェード特有の右回転がかかっていながらも、ボールの芯をしっかりと捉え、ドローのような力強さがある球のことです。
逆に「捕まっていないフェード」は、いわゆるペラペラの擦り球で、飛距離も出なければ風にも流されてしまいます。
捕まったフェードを打つためには、インパクトでのフェースコントロールが極めて重要になります。
コツは、インパクトの瞬間まで「自分はドローを打つんだ」というくらいの気持ちでボールを捕まえにいき、最後のアクションだけでターゲットの左へ逃がしてあげるイメージです。

具体的には、ダウンスイングの始動でクラブを寝かせすぎず、オンプレーンからやや立てて降ろしてくることが重要です。
そして、インパクトゾーンで手元が体から離れないように注意しながら、ハンドファーストの形で厚く当てていきます。
フェードとドローの打ち方を比較すると、ドローはインパクト後に「手を返す(ローテーションさせる)」動きが入りますが、捕まったフェードは「手を返
さずに体を回す」動きで調整します。
このわずかな違いが、球筋のクオリティを決定づけます。
捕まったフェードをマスターする意識
- 「当てる」ではなく、フェースの上にボールを「乗せて運ぶ」感覚を持つ。
- インパクトで右足が粘りすぎると、腰が止まってドローになりやすい。積極的に左足へ体重を乗せていく。
- ヘッドの「ヒール寄り」で捉えるイメージを持つと、ギア効果によって自然なフェード回転が得られやすい。
私自身、最初は「捕まえる=左に曲がる」だと思っていましたが、実際には「エネルギーを逃さずに当てる」ことだと気づいてから、飛距離の出るフェードが打てるようになりました。
この感覚を掴むには、練習場でわざと少し重いボールや練習用の器具を打って、インパクトの衝撃に負けない体の使い方を覚えるのが効果的ですね。
ゴルフの醍醐味は、この「捕まった感触」のままボールが思い通りに曲がっていく瞬間にあると言っても過言ではありません。
皆さんも、この「分厚い当たり」のフェードをぜひ体感してみてください。
もし、100切りを目指して奮闘中であれば、こういった技術面だけでなくマネジメントも重要です。
こちらのゴルフスコアの100切りまでの期間の平均は?練習方法や上手い人の条件も解説も参考にしながら、フェードという武器をどうコースで活かすか考えてみるのも良いですね。
アイアン パワーフェード 打ち方と飛距離の管理術
アイアンでのパワーフェードは、スコアアップにおいて最強の武器と言えます。
なぜなら、アイアンに求められるのは飛距離の最大化ではなく、正確な飛距離の「管理」と、狙った場所に止める「コントロール」だからです。
アイアンでパワーフェードを打つ際は、ドライバー以上にダウンブローの意識を強めます。
ボールを上から潰すようにコンプレッション(圧縮)をかけ、ロフトを立てて当てることで、バックスピン量を最適化し、風の影響を最小限に抑えた重い球を打ち出します。

ただし、ここで気をつけたいのが飛距離のギャップです。
フェードはドローに比べてロフトが寝やすく、サイドスピンによる空気抵抗も増えるため、一般的にドローよりも飛距離が5〜10ヤードほど落ちる傾向があります。
「フェードは飛ばないから…」と無理に力んで振ってしまうと、スイングが乱れて大怪我の元になります。
賢いゴルファーは、初めから「フェードを打つ時は1番手大きいクラブを持つ」というルールを徹底しています。
これにより、余裕を持ってゆったりとしたリズムで振ることができ、ミート率も向上します。
私の場合、この「番手選びの割り切り」ができてから、パーオン率が劇的に上がりました。
アイアンでの飛距離管理表(目安)
| クラブ | ドロー(目安) | フェード(目安) | マネジメントのコツ |
|---|---|---|---|
| 7番アイアン | 155yd | 145yd | 150yd残ったら迷わず7番 |
| 8番アイアン | 145yd | 135yd | フェードなら140ydは厳しい |
| 9番アイアン | 135yd | 125yd | スピンで止めるならこの番手 |
※数値はあくまで一般的な目安です。ご自身の飛距離に合わせて調整してください。
アイアンでのパワーフェードを習得するには、練習場のマットの上だけでなく、なるべく芝の上(練習場に芝打席があれば最高ですが)で打つ感覚を養うことが大切です。
マットでは多少ダフっても滑ってくれますが、実戦では命取りになりますからね。
「ターフがターゲットの少し左に向かって、薄く長く取れる」のが理想的なフェードの証です。
また、アイアンは番手が短くなるほど捕まりやすくなるため、短い番手ほどフェースを逃がす(返さない)意識を強く持つと、全番手で一貫したフェードが打てるようになりますよ。
フェードの打ち方 アイアンで狙い通りのショットを
アイアンで狙い通りのフェードを打つための究極のコツは、視覚的なイメージの作り方にあります。
練習場のように常に真っ直ぐな線がある環境とは違い、コースでは傾斜や景色によってアドレスが狂いやすいものです。
アイアンでフェードを狙う際は、必ず「打ち出しの窓」を想定してください。
ターゲットの左側にある木や看板などを目安にし、その「窓」を通してボールを打ち出し、そこからピンに向かって戻していくイメージを鮮明に描きます。
このとき、フィニッシュまでそのイメージを持ち続けることが成功の鍵となります。

ターゲット別の狙い方
- ピンが右にある場合: グリーンのセンターを狙って打ち出し、フェードでピンに寄せる。最も安全で確率の高い攻め方です。
- ピンがセンターにある場合: グリーンの左端を狙って打ち出し、センターに戻す。万が一曲がらなくてもグリーンに乗るという安心感があります。
- ピンが左にある場合: 無理にフェードで狙わず、センター狙いのストレート、あるいはセーフティなフェードで右側に置く。欲張らないことがスコアを守ります。
また、アイアンフェードを安定させる練習としておすすめなのが「アライメントスティック」を使った練習です。
足元にスティックを置き、ターゲットに対して少し左に向けた状態を作ります。
そのスティックに沿って正確にスイングする練習を繰り返すことで、コース上でも迷いなく左を向けるようになります。
私自身の経験では、アイアンでフェードが打てるようになると、「ピンをデッドに狙う」という興奮よりも、「確実にグリーンを捉える」という知的でクールなゴルフが楽しめるようになりました。
それが結果として、大叩きをしない安定感に繋がっていくんですね。
正確なショットのためには、基本ルールを知っておくことも大切です。
例えば、マッチプレーなどの特定の形式では、戦略がより重要になります。
こちらのゴルフの醍醐味!ルールや戦略で勝つマッチプレー完全ガイドで、ゲームの進め方を再確認してみるのも、戦術の幅を広げる一助になるかもしれません。
ゴルフ フェード 打ち 方 図解のまとめと上達の秘訣
ここまで「ゴルフ フェード 打ち 方 図解」というキーワードを軸に、フェードボールの仕組みから応用テクニックまで、かなり詳細にお話ししてきました。
フェードボールを習得することは、単に技術を一つ増やすことではありません。
それは、ゴルフというスポーツを「ミスの確率をいかに減らすか」というマネジメントの視点から再定義するプロセスでもあります。
多くのプロや上級者がフェードを愛用するのは、それが最も「予測可能」な球筋だからです。
右に曲がることを受け入れ、それをコントロール下におくことで、ゴルフはもっとシンプルで、もっと楽しいものになります。

上達の最大の秘訣は、練習場で「完璧な一打」を追い求めるのではなく、「安定した平均点」を出し続けることにあります。
今回ご紹介したアドレスの修正やボール位置の調整、そしてパワーフェードのための体の使い方を、一つずつ丁寧に試してみてください。
時には「逆球(ドロー)」が出てしまって落ち込むこともあるかもしれませんが、それはスイングが進化している証拠でもあります。
焦らず、自分のスイングと対話しながら、あなただけの「一生モノのフェード」を作り上げていってくださいね。
最後になりますが、ゴルフは身体を酷使するスポーツでもあります。
フェードを打とうとして不自然な動きを繰り返し、腰や手首を痛めてしまっては元も子もありません。
少しでも体に違和感や痛みを感じた場合は、決して無理をせず、早めに練習を切り上げてください。
また、より高度な技術や専門的な指導が必要な場合は、プロのコーチによるレッスンを受けることを強く推奨します。
この記事が、皆さんのゴルフライフをよりひろびろと、豊かなものにするためのお手伝いになれば、これほど嬉しいことはありません。
一緒に、一歩ずつ上達していきましょう!
さて、次回の「ひろびろLife」では、コースで意外と見落としがちな「傾斜地からのフェードの打ち方」についても触れてみようかなと思っています。
平らな練習場とは一味違う、実戦的なコツをお伝えする予定ですので、ぜひまたチェックしてみてくださいね。
それでは、素晴らしいゴルフライフを!

